防府市: 歴史
=== 古代 ===
縄文時代 - 台が原遺跡、奥正権寺遺跡などで生活の跡が見られる。
弥生時代 - 下右田遺跡、井上山遺跡などに高地性集落の跡が見られる。
古墳時代 - 桑山塔ノ尾古墳、車塚古墳、天神山古墳、片山古墳が造られる。このころ玉祖神社が作られたと見られる。
飛鳥時代 - 来目皇子(聖徳太子の弟)が亡くなり、周防娑婆で殯を行う。との記事が『日本書紀』に見られる。
奈良時代 - 周防国の国府や国分寺が設置される。以来、周防の国の中心都市として発展することになる。
平安時代 - 菅原道真が大宰府に左遷される途中で、防府の地に立ち寄ったと伝えられる。菅原道真の没後に松崎天神(現在の防府天満宮)が作られる。鳥居前町として宮市が形成。また、後白河法皇の祈願所として、東大寺別院阿弥陀寺が創建される。
平安時代 - 清原元輔が周防守として赴任。元輔の子である清少納言も同行したと見られる。枕草子に舟旅の記憶と思われる文がある。
鎌倉時代 - 末期、大内氏の庶流・右田氏が右田ヶ岳山頂に右田ヶ岳城を築城、代々在城した。
江戸時代 - 毛利輝元、国司元蔵への手紙の中で、桑山は地理的には築城に良いが砂山であり、石垣の施工に困難なので他に土地を選びたい旨を伝え、萩に築城する。水軍の本拠地である御舟倉を下松から三田尻に移す。
幕末 - 長州藩が防府に臨時の政庁を構えたことがあった。
1889年(明治22年)4月1日 - 現在の防府市域にあたる佐波郡佐波村・三田尻村・牟礼村・中関村・華城村・西浦村・右田村・富海村・小野村と吉敷郡大道村が発足。
1898年(明治31年) - 山陽鉄道(現・山陽本線)徳山駅 - 三田尻駅間が開通する。
1909年(明治42年) - 日本専売公社防府製塩試験場が設置される。
1902年(明治35年)1月1日 - 佐波村と三田尻村が合併(新設合併)し、防府町となる。
1919年(大正8年) - 向島製塩工場(現:JT防府工場)が設置される。防石鉄道の三田尻駅~上和字駅間が開通する。
1926年(大正15年)11月1日 - 中関村が町制施行。中関町となる。
1933年(昭和8年) - 福島人絹防府工場(現:協和発酵バイオ山口事業所)が設置される。
1935年(昭和10年)5月 - 鐘淵紡績(当時の日本を代表する企業。後にカネボウ)防府工場(レーヨン)が操業開始。
1936年(昭和11年)8月25日 - 防府町・中関町・華城村・牟礼村が合併(新設合併)し、同時に市制施行、防府市となる。
1939年(昭和14年)11月3日 - 西浦村を編入。
1941年(昭和16年)4月 - 防府市立三哲文庫(現・防府市立防府図書館)が創設。NHK防府放送局が開局、放送を開始。
1944年(昭和19年)4月 - 陸軍飛行場開設(現・航空自衛隊防府北基地)。
1946年(昭和21年)2月 - イギリス連邦占領軍が防府飛行場に進駐。
1947年(昭和22年)
12月 - カンタス航空のダグラスC-54が、防府飛行場に初の国際便(シドニー発ダーウィン、マニラ経由)を就航。
12月4日 - 昭和天皇の戦後巡幸。防府商業学校グラウンドで奉迎が行われた。
1948年(昭和23年)10月 - 野島 - 三田尻間の野島連絡船が就航する。
1951年(昭和26年)4月1日 - 右田村を編入。
1952年(昭和27年)4月 - 防府天満宮が失火により全焼。
1954年(昭和29年)4月1日 - 富海村を編入。
1955年(昭和30年)4月10日 - 佐波郡小野村・吉敷郡大道村を編入。
1956年(昭和31年)
4月5日 - 矢筈ヶ岳で全国植樹式が行われた。昭和天皇と香淳皇后が行幸啓。
4月 - 佐波川ダムが完成、供用開始。
10月 - 鐘淵紡績防府工場(レーヨン)の増設工事が完了し、世界有数のレーヨン工場(日産157トン)となった。
1959年(昭和34年)3月 - 大平山ロープウェイが開設。
1960年(昭和35年)
3月 - 山口大学教育学部防府分校及び付属中学校が山口に統合のため廃止(跡地には桑山中学校の運動場がある)。
10月 - 防府市公会堂が竣工。
1962年(昭和37年)
2月23日 - 市内の山林に東西航空のデ・ハビランド DH.114 ヘロン機が墜落。乗員3人が死亡。
3月 - NHK防府放送局が山口市に移転。
1963年(昭和38年)
8月 - 東亜航空(後の東亜国内航空)が航空路線(防府 - 広島間)を開設する(翌1964年に無期限運休が決定された)。
防府天満宮のすべての建物の再建が完了。
1964年(昭和39年)6月 - 防石鉄道が鉄道運輸営業(防府駅 - 堀駅間)を廃止。
8月 - 鐘淵紡績防府工場(ナイロン)が操業開始。
1967年(昭和42年)9月18日 - 西目山で山林火災。山口市方面へ数日間にわたり400ha以上延焼。9月20日までに両市の89世帯が避難。
1970年(昭和45年)12月 - 第1回防府読売マラソンが開催。
1974年(昭和49年)3月 - 防府スポーツセンター体育館が完成( - 1975年までにプール、野球場が完成)。
1977年(昭和52年)3月 - ブリヂストン防府工場が操業開始。
1981年(昭和56年)7月 - 三哲文庫が桑山に移転し、防府市立防府図書館として開業。
1982年(昭和57年)4月 - ニチイ・ぱる防府店(現:イオン防府店)が開業。東洋工業防府工場(西浦地区自動車組立工場)(現:マツダ防府工場)が操業開始。
1987年(昭和62年)9月 - 防府駅付近連続立体交差事業が着工。
1990年(平成2年)9月 - 防府市陸上競技場が完成。
1994年(平成6年)5月 - 鉄道高架が全線開通に伴い防府駅が高架駅舎となる。
1996年(平成8年)2月 - 防府駅付近連続立体交差事業が竣工。
1998年(平成10年)
4月 - 防府市青少年科学館ソラール竣工。
10月 - 防府市地域交流センターアスピラート竣工。
2006年(平成18年)
7月 - ルルサス防府(防府駅北東街区市街地再開発ビル)が竣工、開業。
11月 - 防府市立防府図書館がルルサス防府内に移転、開業。
2008年(平成20年)3月 - イオンタウン防府ショッピングセンターが開業。
2009年(平成21年)7月 - 平成21年7月中国・九州北部豪雨災害が発生。
2010年(平成22年)
4月 - 防府市まちの駅うめてらすが開業。
5月 - 防府市新体育館(ソルトアリーナ防府)が完成し、供用開始。
防府(ほうふ、周防国):周防府中の略。(「国府」より)
国衙(こくが、周防国):防府市。(「国府」より)