西条市: 歴史
=== 略史 ===
旧石器時代
小松町明穂南方段丘の上に広さ6,000m2にも及ぶ広大な遺跡群がある。約2万年前になる後期旧石器時代のサヌカイト製ナイフ形石器などが発掘されている。
弥生時代
八堂山山頂付近にて昭和40年代に高地性集落が発見され、入母屋造の竪穴建物や円形倉庫が復元展示されている。
古墳時代
船屋、天神山、氷見、小松、丹原と市内各地に古墳が存在している。
景行天皇の第12皇子武国凝別命が伊予国平定のために派遣され、この地域(後の神野郡、新居郡、現在の愛媛県西条市・新居浜市)に拠点を置いた。成務天皇7年(西暦137年)に皇祖神である天照大神を祀り伊曽乃神社が創建された。
飛鳥時代
古代山城である永納山城が河原津地区楠に築かれる。
平安時代
嵯峨天皇の諱が義母(賀美能宿禰)の出身地である神野郡より「賀美能(神野)」と名付けられ、これにより大同4年(809年)に神野郡は改名となり新居郡が誕生した。
戦国時代
鎌倉時代より新居郡は金子氏の城下町として栄えたが、天正13年に羽柴秀吉配下の小早川隆景・吉川元長による四国攻めの軍が瀬戸内海を渡って現在の新居浜市に上陸し、この地方を実質的に支配していた金子元宅との決戦の場となった(天正の陣)。「野々市ヶ原の古戦場」「千人塚」「高尾城」「高峠(高外木)城」「金子備後守元宅の墓」など多数の旧跡がある。
江戸時代
伊予の河野氏ゆかりの一柳氏が外様大名として西条藩を治めていたが3代目一柳直興の際改易され、しばらく天領となった。その後紀州徳川家より藩主徳川頼宣の二男・松平頼純を迎え、以後 紀州徳川家の支藩として幕末まで西条藩を治めた。
西条松平家第2代頼致は紀州藩主徳川吉宗が将軍となった際に紀州徳川家・紀州藩主を継いだ。松平家は参勤交代を行わない定府の大名であった。
徳川一門の親藩しかも御連枝ではあったが、幕末の際には官軍として戊辰戦争に参戦している。
また初代西条藩主・一柳直盛の三男・一柳直頼が外様大名として小松藩を開き、こちらは明治維新まで受け継がれ治めた。小松藩も幕末の際には官軍として戊辰戦争に遠く東北まで参戦している。
松山藩初代藩主・松平定行が領内に3つの市場を整備し、そのひとつが丹原の地に設けられた。
明治以降
※下記のほか、旧市町の記事も参照のこと。
1921年6月 - 国鉄伊予西条駅開業。
1942年 - 愛媛地方航空機乗員養成所開設。
1950年3月17日 - 昭和天皇が市内を行幸(昭和天皇の戦後巡幸)。倉敷レイヨン西条工場、南海地震による地盤沈下、干拓地の視察などが行われた。
1954年4月 - 財団法人倉敷中央病院の分院として、西条中央病院が開設される(1984年に倉敷中央病院より独立)。
1958年4月 - 済生会が赤松外科病院より建物・施設の寄贈を受け、済生会西条病院を開設。
1964年
3月 - 積水化学工業が四国積水工業を設立して、進出。
4月 - 西条港・壬生川港が東予港として重要港湾に指定される。
1965年
3月 - 寿電機(後のパナソニック ヘルスケア西条工場)が操業を開始。
11月 - 四国電力西条発電所が営業運転を開始。
1968年 - 西条市東部地区で、フッ素による水稲の生育被害が発生した 。
1969年 - プリマハム四国工場が操業開始。
1971年
2月 - 住友金属鉱山東予銅精錬所(東予工場)完成。
1973年
3月 - 黒瀬ダムが完成。
11月 - 住友重機械工業東予製造所が開設される。
1983年 - 三菱電機西条工場(現・ルネサス エレクトロニクス西条事業所)操業開始。
1986年2月 - 西条太陽光試験発電所が完成。
1991年3月 - 松山自動車道土居IC~いよ西条IC間が開通。
1994年11月 - 松山自動車道いよ西条IC~川内IC間が開通。
1995年 - 今治造船西条工場操業開始。
1996年4月 - 西条市総合文化会館が開館。
1998年 - アサヒビール四国工場操業開始。
2002年 - プリマハム四国工場が閉鎖。
新市制
2004年10月 - 西条市総合福祉センターが開館。
2006年3月 - 東予有料道路が無料開放される。
2007年11月 - 四国鉄道文化館が開館。
2008年3月 - 新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合が解散。
2009年6月 - 市立西条図書館、市立丹原図書館がオープン。
2010年8月 - 東予港が重点港湾に指定される。
2011年12月 - 地域活性化特区として「西条農業革新都市総合特区」が指定を受ける。
2014年3月 - 西条紺屋町商店街再開発事業が完工。
2015年 - 西条小松太陽光発電所操業開始。
2016年
3月 - パナソニック ヘルスケア西条工場が閉鎖。
4月 - ひうち会館跡に西条市地域創生センターが開館。
2022年8月1日 - 各総合支所の名称を西部支所、丹原・小松サービスセンターに変更し業務内容を変更。
1941年(昭和16年)4月29日 - 新居郡西条町、氷見町、飯岡村、神戸村、橘村が新設合併し、西条市(初代)が発足。
1956年(昭和31年)9月28日 - 大保木村、加茂村と新居浜市大生院の一部を編入。
2004年(平成16年)11月11日 - 西条市、東予市、小松町、丹原町の2市2町が新設合併し、改めて西条市(2代目)が発足。