可児市
可児市(かにし、英語: Kani-shi, Kanishi, Kani Shi, Kani City, Kani)は、主に岐阜県中南部の木曽川南岸と兼山の飛び地に位置する市。可児市は盆地にある田園風景が豊富な田舎で、知名度が低く有名企業の本社がなく観光地でもないが、里山や地域循環共生圏や地場産業や地産地消による堅実な地域経済が構築されており、財政健全度が日本最高水準にあると第三者により評価(例えば岐阜県内で1位・日本全国で33位と評価)されている地方自治体である。特に、将来負担比率は実質0.0%(2025年8月時点の算定値)であるため、日本最高の持続可能性を持つ地方自治体の1つと言える。木曽川の対岸にある美濃加茂市とは関係が深く、名古屋市へのベッドタウンでもある。
市としての主な収入は地場産業から得られている。東海地方最大級の「岐阜県可児工業団地」で高度な製造業が活発に行われ、併せて多数存在する農地やゴルフ場やディスカウントストアによって高い産業力を有する。岐阜県可児工業団地には表向きは知られていないが世界水準の技術を持つ中小企業が集結している。農業では地産地消を推進しており、農地は田が多い。「岐阜県農業大学校」という農業大学校が存在し、岐阜県農業を担う人材を多数輩出している。可児市地産地消実行委員会が市内の生産物を「可児そだち」としてブランド化しており、市内の地産地消推進店(「JAめぐみのファーマーズマーケット とれったひろば 可児店」や「道の駅 可児ッテ」や「JAめぐみの 味菜館」など)で販売中である。園芸(特に花卉園芸)や花卉についても日本では最高峰の拠点が複数存在する。「岐阜県立国際園芸アカデミー」という専修学校が存在し、多数の表彰を受けている。ビジネスとしては1974年2月28日に設立された東海最大級の「日本ライン花木センター」が存在するだけでなく、1995年の花フェスタ'95ぎふの開催をきっかけとして1996年4月までに常設の記念公園(花フェスタ記念公園→ぎふワールド・ローズガーデン)が整備され、2005年3月1日までには「世界一のバラ園」を完成させ、バラを中心的な題材とした国際交流が継続的に行われている。ゴルフ場ではプロゴルフトーナメントや一般人のゴルフ参加が行われるほかに、接待ゴルフなどの法人のコミュニケーションも行われている。ディスカウントストアはあらゆる分野の店が営業しており、モータリゼーションによる多数の人や商品の移動に対応するため、ほとんどが1階建てで店内は広々としており、広大な駐車場も備えている。
可児市内には8か所・計225ホールのゴルフ場があり、プロゴルフトーナメントも行われる。年間で約50万人以上の人が可児市内のゴルフ場を利用しているため、平成28年度から(2016年4月から)「ゴルフのまち可児活性化推進事業」を行っている。可児市ゴルフ協会も存在し、当該事業に協力している。可児市内のゴルフ場は下記の8つである。
愛岐カントリークラブ
小萱チェリークリークカントリークラブ
中部国際ゴルフクラブ
東建塩河カントリー倶楽部
名古屋ヒルズゴルフ倶楽部
日本ラインゴルフ倶楽部
富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場
富士カントリー可児クラブ美濃ゴルフ場
歴史的には織田信長の家臣であった明智光秀や森成利(蘭丸)の生誕の地で、それら家臣に仕えた可児吉長(才蔵)が槍の名手として活躍したことでも知られる。また、織田信長の生母である土田御前の生誕の地でもある。7世紀初めから美濃焼の作陶が盛んで、荒川豊蔵を筆頭として人間国宝が複数人活動したことでも知られている。また、日本各地から陶芸を学ぶ者が訪れている。