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桶川市: 歴史

桶川市: 歴史

「桶川市」という地方公共団体が成立する以前のことでも現在の市域内のことを記述する。

現在の川田谷地区には荒川沿いに数多くの古墳や遺跡が発見されていて川田谷古墳群といわれる。その中には原山古墳群や熊野神社古墳などがある。熊野神社古墳は大和政権の力が東に及んでいたことを示す手がかりとして重要視されている。
篠津にある多気比売神社は、平安時代の延喜式にその存在が書かれており、市内最古の神社といわれている。

「おけがわ」という地名はこのころから文献に現れ、郷があったことが確認されている。しかし「桶川」ではなく「桶皮」という表記もある。地名の由来は後の節を参照。

古くから農産物の集散地であったために、人が集まり中山道の宿場町として栄えた。現在の桶川市の中心部は上尾市の北部を含めて桶川郷と呼ばれていた。このあたりでは紅花が栽培されていて、宿場の発展に重要な役割を果たしていた。
宿場の歴史の詳細については桶川宿の項目を参照。

明治になると時代の変化とともに中山道は衰退し、宿場としての役目も終え始める。紅花も輸入品や化学染料に取って代わられて衰退したが、宿場址が町の発展の中心となった。1883年に中山道に沿うように高崎線が敷設され、1885年には桶川駅が設置された。
1889年に町村制が施行され、桶川宿と隣接する3村により桶川町が成立する。同時に現在の市域に加納村、川田谷村、大石村が成立する。
昭和の大合併時には埼玉県により近隣の10町村(桶川町・加納村・川田谷村・大石村・上平村・上尾町・平方町・原市町・大谷村・伊奈村)による合併案が示されたが主に桶川町の反対により実現せず(詳細は上尾市#歴史を参照)、1955年1月1日に加納村、3月10日に川田谷村とそれぞれ合併し、新たに桶川町が成立する。同年4月1日、旧大石村の大字井戸木字後の地域が同年1月1日の合併により成立した上尾町から分離し、桶川町に編入された。翌日その一部を再び桶川町から分離、上尾町に編入し現在に至る。旧上平村の大字上字堤・長浪・谷通も大字井戸木の合併とほぼ同時期に桶川町に編入合併の動きがあったが実現しなかった。

詳細は加納村、川田谷村、大石村、上平村の年表を参照。

桶川の地名は、1352年(観応3年)の足利尊氏の家臣への下文に「桶皮郷菅谷村」と記されたのが文献上最古のものである。なお、この菅谷村は現在の上尾市菅谷を指すと見られる。桶川の地名は古来からのものである為、はっきりとした由来は不明であるが、以下の2つの仮説が云われている。
「沖側」に由来 - 「オキ」は広々とした田畑の意で、その方向である「沖側」が訛ったというものである。
「起き川」に由来 - 芝川・鴨川等の水源が有ることから川が起こる所すなわち「起き川」になったというものである。
桶皮表記が見られるのは足利文献のみであり、桶川、桶皮のどちらも当て字によるものと推測される。

=== 年表 ===
1869年(明治2年)1月28日 (旧暦) - 武蔵知県事・宮原忠治の管轄区域をもって大宮県が発足(県庁は日本橋馬喰町)。
1869年(明治2年)9月29日 (旧暦) - 県庁が浦和に移転し、大宮県から浦和県に改称。
1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 浦和県・忍県・岩槻県の3県が合併して埼玉県が誕生。
1872年(明治5年) - 大区小区制施行により、第18区に所属する。
1879年(明治12年) - 足立郡の区域をもって行政区画としての北足立郡が発足。郡役所は浦和宿に設置。
1889年(明治22年)4月1日 - 桶川宿・大谷領町谷村・上日出谷村・下日出谷村が合併し、北足立郡桶川町となる。
1955年(昭和30年)
1月1日 - 桶川町と加納村が合併し、桶川町となる。
3月10日 - 桶川町と川田谷村が合併し、桶川町となる。
1956年(昭和31年)
4月1日 - 大字井戸木字後が上尾町(現在の上尾市)から分離、桶川町に編入される。
4月2日 - 大字井戸木字後の一部が分離、上尾町に編入される。
1968年(昭和43年)10月23日 - 町章(現在の市章)が桶川の「オ」と「ケ」を図案化したものに決定される。デザインは全国から公募され、東京都青梅市の男性がデザインしたものが採用された。
1969年(昭和44年)12月15日 - 市内のホンダエアポートでスカイダイバーが墜落、死亡する事故が発生(埼玉桶川スカイダイビング墜落事故 (1969年)を参照)。
1970年(昭和45年)11月3日 - 市制施行により、桶川市となる。
1976年(昭和51年)10月 - 市の花、市の木を制定。
1977年(昭和52年)4月 - 総合福祉センターが完成。
1978年(昭和53年)4月 - 桶川市農業センターが完成。
1979年(昭和54年)4月1日 - 土地改良により桶川市と上尾市との境界変更を実施。
1980年(昭和55年)11月 - 市制施行10周年記念式典を挙行する。
1983年(昭和58年)4月 - 城山公園が部分開園する。
1986年(昭和61年)3月9日 - 市内のホンダエアポートでスカイダイバー2人が墜落、1人が死亡し1人が負傷する事故が発生(埼玉桶川スカイダイビング墜落事故 (1986年)を参照)。
1987年(昭和62年)
7月 - 桶川市立図書館が開館する。
10月1日 - 土地改良により上尾市と桶川市との境界変更を実施。
1987年(昭和62年)
1989年(平成元年)5月1日 - 区画整理事業により桶川市と上尾市との境界変更を実施。
1992年(平成4年)
8月 - 川田谷生涯学習センターが完成する。
11月 - 歴史民俗資料館が開館する。
1993年(平成5年)8月 - 台風第11号接近に伴う豪雨で浸水被害が発生。
1995年(平成7年)1月 - 桶川宿に発展をもたらした紅花をよみがえらせ、街づくりのシンボルとする「べに花の郷づくり事業」が始まる。
1997年(平成9年)
1月 - 「市民の歌」の歌詞が決定する。
11月 - 桶川市民ホールが完成する。
1999年(平成11年)
2月 - 桶川市観光協会を設立する。
10月26日 - 桶川駅周辺で桶川ストーカー殺人事件が発生。上尾警察署の対応に批判が集まる。
2000年(平成12年)7月 - 桶川市べに花ふるさと館が開館する。
2001年(平成13年)4月 - 市内循環バス「べにばなGO」の運航を開始。
2004年(平成16年)
彩の国まごころ国体のバスケットボール成年女子の競技が行われた。
上尾市・桶川市・伊奈町での合併準備会が発足するも編入か新設合併かの調整が難航し解散。
11月 - 市内の旧荒川で元千葉ロッテマリーンズ投手強盗殺人事件の被害者の遺体が発見される。
2010年(平成22年)11月3日 - 市制施行40周年を記念し、公式マスコットキャラクター『オケちゃん』の使用を開始した。
2014年(平成26年)11月 - 市民活動サポートセンターが開設する。
2018年(平成30年)5月7日 - 市役所庁舎の建替えが完成し、新庁舎の使用を開始した。
2020年(令和2年)11月3日- 市制施行50周年を迎えた。

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Quelle: Text: Wikipedia – „桶川市“, Autorinnen und Autoren (Versionsgeschichte), CC BY-SA 4.0 · Foto: 金士明, CC BY-SA 3.0 – Wikimedia Commons