王寺町: 歴史
王寺の名は、聖徳太子が建立した放光寺(片岡王寺)に由来するとされる。
現在、放光寺は片岡山の南麓に位置するが、かつては王寺町立王寺小学校付近にあったものと
され、同小学校付近では国道168号の拡幅工事にあわせ、発掘調査が行われていた。
古代の大和国葛下郡品治(ほむち)郷の地で、延喜式内・片岡神社が鎮座する。
王寺の地名の由来は先述の片岡王寺からという他にも、「品治」が転訛したという説もある。
放光寺と同じく、聖徳太子が建立したと云われる達磨寺が同町本町にある。
近代、鉄道の開通と共に発展を歩んできた「鉄道の町」としての側面を持ち、王寺駅はその象徴と言えよう。西和地区の中枢を担い、
北葛城郡3町(王寺・上牧・河合)および生駒郡、香芝市北部をして、さながら小都市圏の様相を呈している。
なお、昭和35年の国勢調査から設定された人口集中地区では全ての調査において、奈良県で唯一設定されている町である。
(参考)
1889年(明治22年)
4月1日 - 町村制施行により、葛下郡藤井村・王寺村の区域をもって王寺村が発足。
4月18日 - 町制施行記念式典開催。祝賀会場に飛行機が墜落する事故も発生、死者2人。
1890年(明治23年)- 奈良駅と王寺駅を結ぶ鉄道(関西鉄道)が開通。
1892年(明治25年) - 関西鉄道、大阪・湊町駅(現在のJR難波駅)まで全通。
1897年(明治30年)4月1日 - 葛下郡王寺村の所属郡が北葛城郡に変更。
1926年(大正15年)2月11日 - 王寺村が町制施行して王寺町となる。
1957年(昭和32年)1月1日 - 香芝町の一部(大字畠田のうち字尼寺を除く区域)を編入。
1982年(昭和57年)8月 - 台風10号の豪雨により、大和川と葛下川が氾濫、町内の広範にわたって浸水。甚大な被害を受ける。
2004年(平成16年)- 1975年より王寺駅前久度地区再開発事業が計画・実行され、王寺駅北地区では大型商業施設(西友王寺店)を核とした再開発ビル「り〜べる王寺」がオープンした。
2005年(平成17年)- ニチアス王寺工場と、同社子会社の竜田工業(斑鳩町)で、元従業員らがアスベストが原因による中皮腫により死亡していたことが判明。
2006年(平成18年)- 毎年8月に大和川河川敷で開催されていた花火大会が、近年の見物客急増による警備上の問題を理由として中止になる。
2008年(平成20年)- 国道25号と王寺駅南口を直結する「王寺大橋」が開通。1989年以来毎年秋分の日に行われてきた「ベルフェスタ」が20年の節目として本年を限りに終わる。
2009年(平成21年)- 新町名、南元町ができる。国道168号王寺道路の一部区間が供用される。
2010年(平成22年)- 都市計画道路王寺香芝線の太子〜元町間が開通。
2014年(平成26年)7月1日 - 王寺駅周辺が路上喫煙禁止区域に指定される。
== 教育 ==
大学
私立大和大学白鳳短期大学部(葛下)
高等学校
奈良県立王寺工業高等学校(本町)
義務教育学校
王寺町立王寺北義務教育学校(本町)
王寺町立王寺南義務教育学校
畠田学舎(畠田)
太子学舎(太子)