西ノ島町: 歴史
古代の隠岐国知夫(ちぶり)郡三田(みた)郷の地である。延喜式神名帳の名神大社である由良比女神社をはじめ、式内社が多い。また、1332年(元弘2年)には隠岐国に後醍醐天皇が配流されるが、天皇の配流地が現・西ノ島町の「黒木御所」とする説がある。
1957年(昭和32年)2月11日 - 知夫郡浦郷町・黒木村が新設合併し、西ノ島町が発足。
1969年(昭和44年)4月1日 - 隠岐郡の所属となる。
2005年(平成17年)4月23日 - 西ノ島大橋が開通。
2018年(平成30年)7月21日 - 西ノ島町コミュニティ図書館 いかあ屋が開館。
2021年(令和3年)7月26日 - 西ノ島町役場の新庁舎が竣工し(同年7月11日)、移転後の新庁舎で業務開始。
2023年(令和5年)3月28日 - 町役場にある8つの課全てと議会事務局で、業者への架空発注により現金を捻出する「預け」などの不正会計が続いていた問題で、町長らが謝罪の記者会見。
内地からの離島振興や離島観光地化の影響により、1967年(昭和42年)頃に離島への観光客が増加した。さらに隠岐諸島は1963年(昭和38)年に大山隠岐国立公園の一部に指定された。
それ以前の隠岐の人々にとって、海は日常的なものであり観光の対象や、とりわけ美しいと感じる景観ではなかった。しかしながら国立公園への指定をきっかけに突然観光客が激増したことで、旅館、民宿、土産物屋は無論のこと一般の人々も魚を売り、民宿を手伝い大いに潤った。国賀海岸では国賀祭も始まり、皇太子来町のきっかけにもつながった。1968年(昭和43年)には離島の観光ブームによる、観光客や釣り客、島民のおかげで隠岐汽船の経営は黒字になった。